ゲーム概要
北欧神話をモチーフにしたロールプレイングゲーム。舞台となるのはオーディンにより統治される「天界」、そして天界に敵対する「魔界」という2つの勢力が存在している世界。北欧神話をモチーフにしつつ、独自のストーリーが展開されます。ゲームには北欧神話に登場する神々の名を持つキャラクターが多数登場し、彼らの素晴らしいキャラクターグラフィックも特徴。製作ツールはRPGツクール2003ということで、実行にはRPGツクール2003RTPが必要になります。一通りプレイしても15時間はかかるという長編RPG。
ゲームは天界の王「オーディン」が殺害された後、オーディンを殺害したものが新たな王として君臨する場面から開始。オーディンの息子である「アクプリス」はいつか復讐を果たすべく、新たな王に従っています。アクプリスは反逆者である主人公「セン」の抹殺命令を帯びており、センとアクプリスの戦いからストーリーが展開。センとアクプリスは共に魔界へ向かい、そこでアクプリスは魔界は天界よりも平和で自然環境が優れた所であることを、センは天界と魔界の大戦争が勃発する事を知り、2人は魔界に味方することを決めます。
戦闘システム
戦闘画面はサイドビューで、キャラクターのゲージが貯まると行動できるというタイプ。基本的に通常攻撃や必殺技、魔法を使って戦うというオーソドックスなものですが、主人公センの特殊能力「分身」を使うことで、ちょっと変わった戦闘を楽しむことが可能です。
センのHPが一定以上低下すると分身開放コマンドが出現し、これを実行すると分身が現れて多人数での戦闘が実現。分身は戦闘後も残っていますが、メニュー画面を表示するとセン本体に戻ります。また、分身未開放時にも「特殊技を使用する前にMP少量回復」などの特権があり、単独戦闘・多人数戦闘の利点を理解すれば戦闘をより有利な展開に持っていけます。
シナリオ選択
ゲーム開始時、魔界の味方となって天界を相手に戦う「Devil Force」シナリオと、逆に天界軍の司令官となって魔界を侵攻する「Angel Spirit」シナリオの選択が可能です。「Angel Spirit」シナリオは「Devil Force」シナリオを一度クリアしないとプレイできませんが、戦争を異なる視点で見ることが出来る面白い機能です。
「Angel Spirit」シナリオは主人公センが「魔界に味方せず、天界に加勢していたら」という仮想設定で成り立ち、仲間になるキャラクターなども当然異なってきます。また、システム面でも多少異なる点があり、2つのシナリオを通してかなり遊び応えがあります。
ミッション
ゲームが進んでいく中でプレイヤーに託される任務として「ミッション」が発生します。このミッションは「橋の向こうの敵を倒せ」や「挟撃されている仲間の救出」など、ストーリーに関係した内容になっています。時には成功する場合と失敗する場合があり、その結果で味方の将が死んだりするので十分注意が必要です。
更に、「Angel Spirit」シナリオではミッションをより奥深くした「RTM(リアルタイムミッション)」が発生します。このRTMは時によって出現・消滅し、さほど重要性の無いものからストーリーに大きく関わるものまで、様々なミッションが登場します。
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| 「ドミナランスアザーラグナロク デュアルストーリー」は2005年3月にテックウィンのコンテストパークで金賞を受賞した「ドミナランスアザーラグナロク」にもう一つのストーリーを加えた作品です。ストーリーの追加以外にもグラフィックの差し替えや、様々な要素が追加されています。
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