ゲーム概要
第二次世界大戦の空中戦をテーマにした、双方向スクロール型シューティングゲーム。「双方向」というのは、一般的な一方通行型の横スクロールではなく、右にも左にも進むことができるというもの。この双方向スクロールによって、2Dでありながら敵味方入り乱れての本格的なドッグファイトを可能にしています。
このゲームでは約150種類もの戦闘機や爆撃機を使用でき、その他にも戦車や艦船など、総数250種類以上もの兵器が実機に基づいたデータで登場します。登場する機体の多さはシューティングゲームとしての面白さを、実機に基づいたデータはミリタリーファンを納得させるようなマニアックさを持たせています。
操作はキーボードのほか、ゲームパッドにも対応しています。純粋なシューティングゲームであり、アクションゲーム系の複雑な操作は要求されないので、キーボードでも十分に楽しめます。ただ、このゲーム独特の操作があるので、これについてはチュートリアル、もしくは実戦で訓練していくことになります。
ミッション
ゲームは1つ1つの「ミッション」を攻略していくことで進行します。基本は「シングルミッション」というモードで「真珠湾奇襲作戦作戦」「ガダルカナル上陸作戦」「ミッドウェイ海戦」など、実際に発生した戦闘に1パイロットとして参戦するという遊び方になります。ミッションは史実に基づいたものが主ですが、仮想ミッションもいくつか存在します。
ゲームモードとしては練習用ミッションが用意された「チュートリアル」のほか、ユーザーが製作した「アペンドミッション」をプレイするモードも存在します。アペンドミッションは誰でも製作可能になっており、製作したミッションは開発サイトの投稿掲示板で投稿&ダウンロード可能です。シングルミッションを全てクリアしたあとはアペンドミッションで更に遊んでみるなど、やり込み派にとっては嬉しい機能になりそうです。
戦闘機・爆撃機
登場する戦闘機・爆撃機は全て実機のデータを参考に作られています。約150種類も登場する機体には機体名はもちろん、パラメーターに機動性や安定性、火力や防弾性などが設定されています。ゲームバランスの点で兵装などに調整が入っているものも多いですが、それでもやはり実機のデータに基づいているというだけで、ミリタリーファンやこういった兵器に興味のある方には一見の価値がありそうです。
日本、アメリカ、ドイツなど、国別に分けられた様々な戦闘機・爆撃機が登場するので、どの機体を使ってミッションを攻略するかという選択も楽しめる要素。ミッションごとに適した機体を選択するのもいいですし、自分の好きな1つの機体で戦い抜くもいいでしょう。また、機体のデータには量産機・少数生産期・開発中止機・試作機などのデータまで入っているので、遊んでいるうちに兵器の知識が蓄えられていく…かもしれません。
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| 「The Wing Bluff」にはフリーウェア版の他にも登場機体数やミッション数が増加し、「キャンペーンモード」が追加されたシェアウェア版が公開されています。このシェアウェア版ではキャンペーンモードも試用可能になっており、ゲーム内の1942年5月までプレイ可能です。
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「The Wing Bluff」開発サイトへ