ゲーム概要
RPGツクール2000で製作されながら、ドット単位の移動システムを搭載しているアクションゲーム。冒険の舞台となるのは入った者の全てが呪いをかけられて帰って来るという「呪いのピラミッド」。呪いにかかった友人を救うため、主人公はブーメランを武器に「呪いのピラミッド」へ挑みます。プレイ時間は15分〜30分程度と短編ながら、非常に内容の濃い作品です。ドット単位の移動システムはもちろん、ブーメランの使い方やピラミッド内部に仕掛けられたトラップなど、新鮮さを感じさせる要素が詰まっています。
ゲーム内で可能なアクションはブーメランを「投げる」と「ダッシュ」の2つ。そして、ルールは画面左上のライフポイントが0になるとゲームオーバーというシンプルなものです。また、ピラミッド内部にはちょっとしたヒントも用意されており、初めて遊ぶ際にも特に迷うことなくゲームを進められます。シンプルなゲーム性と細かい親切さが随所に見られ、初心者から上級者まで気軽に楽しめそうな内容です。
様々な仕掛け
ピラミッド内部に仕掛けられているのはダメージ床などの単純なトラップのほか、天上から剣が落ちてくるという少々意地悪なトラップも登場します。また、ピラミッドの奥へ進むためにはひび割れた壁を爆弾で破壊したり、壁のボタンを押して道を出現させることで可能となります。壁のボタンを押すというのは単純な作業ですが、時には障害物などに邪魔をされることもあり、「どうやって押すか?」を考えさせられる場面もしばしば。アクションゲームでありながら、ちょっとした謎解き要素も含んでいます。
ボス戦
ボスとして登場する「ピラミッドの主」。「アヌビス」をモチーフにしたと見られるこの主を倒すとゲームクリアとなります。プレイ時間が15〜30分と短いので、主へたどり着いた時には若干の物足りなさを感じるかもしれません。しかし、主はそれを補うような強さを持ち、ゲームを締めくくる最後の敵に相応しい存在です。主と戦う前は物足りなさが少しあったとしても、戦いの後には満足感を感じられるのではないでしょうか。
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| 「サンクチュアリ」で使用されているグラフィック、サウンドは全てオリジナル。製作ツールはRPGツクール2000ですが、ドット単位の移動システムも搭載し、かなり新鮮な感覚でプレイ出来る作品です。
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