ロストエリシュ戦記
ゲーム概要
剣と魔法のファンタジックな世界で人間やエルフなど、様々な種族が戦いを繰り広げる戦略シミュレーション。プレイヤーは自身の分身となる王を作成し、内政や戦争を繰り返して自軍の領地を広げていきます。このゲームではプレイヤーが作成した王や武将の元に兵士が配属され、「小隊」という単位で戦闘に参加します。さらにこの小隊同士を最大3つまで組み合わせて1つの「部隊」とすることができ、小隊の組み合わせ次第で様々な戦略・戦術を編み出すことが可能になっています。ゲームは全5ステージ、操作はマウス。各ステージは「政略マップ」と「戦闘マップ」の2つを繰り返しながら、各ステージに存在する「ターゲット領地」を占領することでクリア。ターン制の政略マップでは領地の「開発」や「徴兵」などを、リアルタイム制の戦闘マップは兵士に「前進」や「防御」などの命令を与えて敵兵を倒していきます。戦闘には武将も参加し、後方から魔法で援護したり、武将自ら最前線で戦うことも可能。また、戦略・戦術要素のほかにも、武将がその行動によって異なる成長をするという育成要素も含みます。
王・武将
ロストエリシュ戦記ではプレイヤーの分身である王や、その配下である武将は自分で作成します。作成の際は名前の決定、種族や性別の選択のほか、顔グラフィックの設定も可能です。この顔グラフィックは本体付属のグラフィック以外にも、好きな画像を取り込んで表示させることが出来るようになっています。王や武将の作成の際、選択できる種族は人間やエルフなどの7種族が存在し、それぞれが異なるパラメーターを持っています。具体的には白兵戦が得意な「龍族」や魔法戦が得意な「魔族」、沢山の兵士を統率できる「ドワーフ」、知力に長けた「三眼族」などが登場。魔族で強力な魔法を連発したり、ドワーフの軍勢で押し切ってみたりと、王や武将の種族次第で様々な戦い方が楽しめます。
| ロストエリシュ戦記に登場する7つの種族 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 人間 | エルフ | ドワーフ | 三眼族 | 龍族 | 魔族 | 神族 |
育成要素
武将は「武力・魔力・知力・魅力・統率・敏捷」の6パラメーターを備え、これらを成長させるのも楽しみの一つ。ロストエリシュ戦記の育成システムは「武将の行動によって蓄積された各パラメーターの経験値が、レベルアップ時に一定値を満たしていれば上昇する」という少々独特なもの。敵を倒せば武力の経験値が高まり、開発などの内政を行えば知力の経験値が高まっていきます。つまりは戦闘を行っていれば戦闘に必要なパラメーターが、内政を行っていれば内政に必要なパラメーターが成長していきます。武将のパラメーターは戦局に大きく影響するので、武将を如何に育てるかという戦略も重要な要素になります。
| ロストエリシュ戦記の戦闘システムは「ロマンシング・サガ3」のマスコンバットによく似たものです。こちらのゲームをやったことのある人には懐かしく、やったことのない人には新鮮な戦闘システムになるはずです。 | ||
